【S17使用構築】 アマルガチゴとゲンガナンス 【最高レート1973】

~はじめに~

初めまして!私、なっしゅと申します。

XY環境からレートに潜りはじめ、ORAS環境では主にアマルルガガチゴラスを採用したPTでレート2000を目指し、日々精進していました。

結局、最後のシーズンでも2000は達成することはできず、悔しい思いをしておりますが、一応最高レートである1973を達成したということで自分のメモも兼ねて記事にまとめておこうと思った次第です。

今記事が初の投稿となります。慣れないゆえ、お見苦しい点多々あると思いますがご容赦ください<(_ _)>

 

それでは早速並びをドン!!

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・・・よわそう(小並感)

 ~構築経緯~

アマルルガガチゴラスですが、岩という耐性gmな欠陥タイプを持ち合わせている以上、受けという概念が極めて厳しいと判断し、PT全体も対面チックな構築にしております。というかその道しかない。

アマルガチゴと相性補完の優れるギャラドスボルトロスを相方として長らく使用して慣れていますので今回も採用、そして4体では厳しい連中を強引に道連れにしつつ、相手の選出を歪ませることができる偽装ゲンガナンスを最後に採用したところピタリとハマり、長期採用に至りました。

 以後、個別解説となります。

~個別解説~

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アマルルガ@襷

控えめ 雪降らし

技 吹雪 大地の力 アンコール まもる

199(4)-x-92-166(252)-112-179(252)

嫁枠にして自慢の色理想個体。♀は流石に厳しい。電磁波ステロの起点づくりではなければこれがアマルルガの基本形だと思います。

補正ありぶっぱしていることもあり、珠ゲッコウガの冷Bと同等の火力の必中吹雪を実現。

選出時は9割方先発で採用し、霰+攻撃技で相手PTの全体への削りor1体突破を狙います。

霰により、襷ガブやランドを確実に処理できるのもgoodですね。

大地の力はクチートガルドドラン処理に欠かせない技。特にガルドはH振りまでが霰1回+ブレード状態への大地が確定1となるため、守るアンコと組み合わせて準速以下のガルドを安全に狩ることができます。クチートも補助技読みにより不意打ちを打ってくることは稀なので大体対面からなら襷を盾に勝つことが可能。

アンコールが非常に優秀かつ読まれない技で、スイクンニンフィアの瞑想やナットの宿り木ステロ、甘えた状態異常技や壁展開を縛ることができます。地、闘、水などの技を縛り、ボルトギャラの起点づくりも狙えます。

気合い玉の無いメガゲンガーぐらいなら十分殴り勝てる特殊耐久もあり、環境に勝てるポケモンが多く非常に使いやすい子でした。

ただ、ガルーラに弱すぎるんだよなぁ・・・

選出率 4位

 

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ガチゴラス@鉢巻

意地っ張り 石頭

技 諸刃の頭突き 逆鱗 馬鹿力 地震

157-190(252)-139-x-80(4)-123(252)

嫁枠兼アマルルガの相方として採用。最高にかっこいい。今期はもっとも使い慣れている鉢巻型を採用。一貫の取りやすい岩技&圧倒的火力で低速~中速の低下力高耐久ポケモン上からしばいていきます。

鉢巻諸刃の火力は圧巻で、H振りメガガルや特化ロトムを乱数1、特化メガヤドランすら75%で2発で沈めることができます。

ただし、諸刃は命中不安の技であり、火力による爽快感とは裏腹に、外しに怯えなければならないのも事実。ほとんど諸刃しか打たない関係上、非常に打つ機会も多く、外しにより落とした試合も多々あります。そのたびに運負け主張していました。

当初はAやSを削りDに回した個体を使っていましたが、ABガル意識でAを、早くないヘラやサナ、ガル意識でSを削れないと判断しASぶっぱに変更しました。

ゲンガナンスがグライオンの選出を抑制する並びであることから、受けループ対策としての役割も担っています。鉄壁を積みに来たエアームドやヤドランを余裕で処理するときの快感は病みつきものです。なおたまに外す。

サブは命中安定の一致技逆鱗、ナットや硬そうなガル意識の馬鹿力、クチートガルドへの削りとなる地震を採用。他に必要と感じるサブはなく、これで確定でいいと思います。

割とアマルルガとの両選出の機会は多いです。

選出率 5位

 

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ギャラドス@メガ石

意地っ張り 威嚇→型破り

技 かみ砕く 滝登り 氷の牙 竜の舞

175(36)-194(252)-100(4)-x-121(4)-128(212)

→175-227-130-x-150-128

アマルガチゴの苦手とする連中を軒並み起点にできる補完的エース枠。振り方は1舞で最速ゲッコ抜きのテンプレ。ゲッコウガが非常に多かった今期においてはこの振り方で間違いなかったはずです。

技は最近徐々にメジャーになりつつあるかみ砕く滝登りの一致技×2と、ガブサザンガッサ意識の氷牙の3ウェポン採用。当然、地震身代わりが欲しくなる場面が多々ありましたが、前述の三体のことを考慮するとどうしても氷牙は外せませんでした。

スイクンの熱湯やメガガルの秘密で一発状態異常を引くちょっと自覚の足りない子でしたね・・・

それでもエースとして十二分の活躍をしてくれたと思います。カープ広島、優勝おめでとうございます。

選出率2位

 

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霊獣ボルトロス@命珠

臆病 蓄電

技 10万ボルト サイコキネシス 気合い玉 悪巧み

153-x-90(4)-197(252)-100-168(252) ※非理想個体

恐らく、今期にて2000を達成できなかった最大の原因となる駒。

もともとは化身の方を採用していましたが電気全般が辛い関係で霊獣に変更。また、積まなくても火力が欲しいと感じることが多々あったため、耐久お盆からCSぶっぱ珠に変更しました。

ガルを上からほぼ確実に処理できるようになるなど、上記までは変更に間違っていなかったのですが、控えめ個体を所持しておらず臆病個体で採用した結果、絶妙に火力が足りないという場面に何度も遭遇する事態が発生。

今期の環境ではガルが耐久振りが増えたことにより最速100族近辺でのS争いがほぼありませんでしたし、最速ガルは猫不意をもっていることが多くそもそも勝てないなど、最速であることを生かせる場面もほぼ無く、控えめだったら・・・と悔やまれることが多々ありました。

それでも1900後半に到達するには欠かせない子だったと思います。

PT全体がマンダに強いため、めざ氷を切ってサイキネを採用。霊獣ランドが重くなってしまいましたが甘えたバシャやヘラクレセドラン、バナ入りにeasy winを狙えるようになり間違いなかったと思っています。

選出率 3位

 

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ゲンガー@スカーフ

控えめ 浮遊

技 シャドーボール ヘドロ爆弾 道連れ トリック

135-x-80(4)-200(252)-95-162(252)

今PTの地雷枠にして圧倒的MVP。

ゲンガナンスを警戒して初手に来るゲンガーを上から処理したり、ゲッコサザンを道連れにするのが主な仕事です。

それ以外でも悠長に積んでくるウルガやリザX、岩封をうってくるガッサなどを上から2度殴って処理できますし、ガルドやナットカバをトリックで機能停止させ、後続の起点を作ったりと、まさに獅子奮迅の活躍を見せてくれました。

気合い玉が欲しい場面もありましたが、一貫の取りやすい霊技シャドボ、妖を高速処理するためのヘド爆、コンセプトの道連れトリックとどの技も外せなかったため採用に至りませんでした。

奇襲性があるから強い部分もあるので是非これからも流行らないでほしいなぁ・・・

選出率 1位

 

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ソーナンス@お盆

図太い 影踏み

技 カウンター ミラーコート アンコール 道連れ

271(44)-x-121(252)-x-78-80(212)

ソーナンス界(?)では割と有名なSを伸ばしたソーナンス。このことで大体のクチートマリルリに対して上をとることができ、道連れで確実に処理することができるようになります。

また、ゴツメで運用を考えていたのでHが奇数になってますが、ガルに交換読みでかみ砕くを打たれた場合でも対応できるようお盆に変更しています。

ここまでの並びでガブリアスが非常に重たいので、それとあわよくばガルポリ2、前述のクチートマリルリを相手するのが仕事となります。

最初は使い方が全く分からず、ほぼ選出していませんでしたが徐々に出番が増加、終盤でも選出率は最下位でしたが相手のエースストッパーとして欠かせない駒となりました。

選出率 6位

 

~結果・総括~

最高レート 1973

最終レート 18xx

この構築ではレート中期(8月上旬ごろ)に1900後半に乗せることができ、勢いはあったのですが、そこから一度落ちた後1850~1950で300戦潜っても抜け出せず、結局1800代後半でのフィニッシュという悔しい結果になりました。

低迷の理由としては、終盤になれば増えてくるガルを軸とする対面厨パが重かったことが挙げられます。そもそもこの構築はガルガブの並びが非常に重く、両方と相打ちがとれる駒がソーナンスのみとなります。しかし、対面厨パの他の枠(スイクンゲンガーボルトゲッコなど)にソーナンスが非常に弱く、選出が抑制されてしまっているのです。その関係で、対面厨パとの対戦は初手ないしは後続をしっかりと読み切りそれに勝てる選出をしなければ絶対に勝てません・・・。

はい、そんな読み無理ですね(笑)

ほかにもサザングロスやレパルガッサなど重い(どうしようもない)並びは多々ありますが、説明は割愛させていただきます。

また、型バレが発生する再戦もかなり厳しかったですね・・・。ヘド爆で拘ったゲンガーにまだスカーフと立ち回りではバレない段階でゲンガーを後出しされたときは泣きそうになりました。

 

それでも、ときにはアマルガチゴ個々で非常にPTに刺さってたり舐め切った選出をされたりで一貫が取れて勢いで勝負を決めてくれることもしばしばあり、少しでも活躍させてあげられたこと、また、対戦してくださった方々を少しは驚かせたり、楽しませられたりはできたんじゃないかなぁということ(妄想乙)など、自分なりには今期もポケモン、楽しめたなぁと満足しております。

最後に、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

SMで、また会いましょ